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いつでも使える
肩書きやキャッチフレーズを作る
「15秒で伝える!」ことは、どんな場面でも効き目は抜群です。
というのも、私の著書にも書きましたが、人が集中して聞いていられるのは3分。しかし、伝えることに限っていえば、その最適な時間は「15秒」です。
人は、他人の言っていることは、なかなか覚えられないものです。ですから、人に伝えるときは15秒を意識してみてください。
もちろん、自分自身のアピールにも使えます。今回は、自分の名前を覚えてもらう、という自己紹介のフレーズのポイントをご紹介しましょう。
ビジネスパーソンが日々出会う人は沢山います。
例えば、交流会に行けば何十人も参加者がいて、その中からインパクトを残せる人はごく一部です。
あなた自身も、相手の特徴や、仕事の内容など、よほど印象が無いと覚えていないはずです。
そんな時にも「15秒で伝える」を意識することが役に立ちます。
名刺交換のときに
15秒の自己紹介をはさみこむ!
名刺交換の際やちょっとした挨拶の際は、長々と自己紹介できません。たいていは社名と肩書きを述べるだけになっているのではないでしょうか。
しかし、15秒で自分をアピールできれば効果絶大です。
自分を相手に印象付けるときに大事なのは、インパクトです。
ただし、単にインパクトが大きいだけで良いわけではありません。
そのインパクトと、自分の仕事の内容がリンクしていないと意味がありません。
相手にインパクトを残すときに重要なポイントは下記3つです。
(1)名前の説明
(2)肩書
(3)キャッチフレーズ
例えば、私の自己紹介の場合は上記を当てはめるとこうなります。
(1)羽田空港のはねだと書いて、はだと読む
(2)話し方コンサルタント
(3)ラジオDJ×トップ営業×コンサルタントとして社会人にノウハウを提供
これを15秒で伝えると
「羽田空港のはねだと書いて羽田徹と申します。ラジオDJ×トップ営業×コンサルタントとして、社会人が成果を上げるノウハウを話し方コンサルタントとしてお伝えしています」
上記は文字数にすると79文字ですが、15秒で伝えるためには75~85文字になります。
その文字数に合わせて自己紹介ができると、どんな場面でも役立ち、相手に自分のことを印象に残すこともできます。
上記(1)~(3)のポイントを押さえていれば、順序や構成は自分が話しやすいように変えてもいいでしょう。
詳しく自己紹介する場合の
つけ加える内容のコツ
時間的な余裕があれば、説明をつけ足して自己紹介したいものですが、その場合も相手の印象に残るキャッチフレーズなどを、事前に準備しておきましょう。
少しコツをお伝えすると
(1)名前の説明は、口頭の説明だと漢字が分からなかったり、ハダだかハラだかハタか分からなくなります。相手に誤解無く伝わる漢字の説明をすれば印象にも残ります。珍しい名前の方は、その漢字の説明や、「○○県に多い苗字なんです」等つけ加えれば、鉄板ネタになります。
(2)肩書も税理士やコンサルタントなど一般名称だけだと相手に印象が残りません。自分の印象を表す肩書を持つと良いでしょう。例えば、同じ税理士でも「相続対策専門税理士」と言うだけで、相続に悩んでいる人は覚えてくれるでしょう。
(3)自分の価値を端的に表し、他者と差別化できるポイントを伝えます。大事なのは相手にどんなメリットを提供しているのかを入れることです。
たとえば、自分の強みを前に出してオリジナルの肩書きを作ることもいいでしょう。「お金に強い整体師」「数字に強い美容コンサルタント」「交渉に強いキャリアカウンセラー」等、肩書きに入れてしまうのも覚えてもらえるポイントになります。
たった15秒の自己紹介で、その他大勢の誰か良くわからない人から、たった一人のインパクトに残った人に変わります。
是非、あなたも「強い自己紹介」を作って、自分の武器にしてみてください。
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