トップ人材の定義とは?

何をもってトップ人材というのか?
世の中には2:6:2の法則というのがあります。
トップ2割が売り上げを作り、6割は会社を支える存在で、2割は仕事をしない人材・・・。
では、トップ人材はその2割かというと、ここでの定義は違います。
やる気のあるトップ2割からさらに突き抜けた人材を目指したい、トップ・オブ・トップを生み出すのが目的です。
あまり年収という数字に囚われたくはないのですが、厚生労働省が出している「所得の分布状況」を見ると、1千万円以上の割合が4.2%(平成28年)というデータがあります。

やはり年収1千万円の壁というものは大きいのです。
大手企業でいうと部長クラス、ベンチャー企業でも役員クラスにならないともらえない額です。
30代で1千万円を超えようとなると、よほどの優良企業か特殊な資格や技術を持った人しか難しいでしょう。
よって、ここでは、トップ人材の一つの線引きとして『年収1千万円以上』と置きます。
もちろん、1千万円の年収にふさわしい人柄や知識、技術が伴ってこそ価値があるものです。
報酬とは人様の役に立って、喜んでもらった証です。
よって、世のため、人のためにならない年収1千万円はトップ人材とは言えません。
稼げばOKではなく、稼ぎ方にもトップ人材の要件があると思ってください。

サラリーマンで年収1千万円は壁が大きいか?

では、一般の企業に勤める人たちはトップ人材になるのはあきらめるのか?
そうではありません。
私も、大手企業への勤務は縁がなく、大学卒業後はラジオDJという好きな職業に就きました。
しかし、最初はコミュニティFMへの勤務で手取りは17万円からスタートです。
その後、ラジオDJとして活躍し20代後半で念願の年収1千万円に到達しましたが長く続きませんでした。
31歳でラジオDJをクビになり一般の会社に就職したときには年収は400万円まで下がりました。
しかし、そこから学びに目覚めて、ビジネス書を読み漁り、セミナーに通ったのです。
その知識とコミュニケーション能力が結び付き、1年目に365日売り上げゼロから2年目には27億円超を売り上げトップ営業マンになったのです。
その年の給与所得はインセンティブも含めて3千万円を超え、副業を併せると4千万円の収入に到達しました。

そう、学びが僕の人生を変えました。

その後、眼鏡会社に転職をし、また年収が一気に10分の1になりましたが、会社をV字回復させ、再び年収1千万円越を実現しました。
そのころから自分の目標だった研修講師への道が拓け、組織人事コンサル会社へと転職しました。
転職をしてまた年収は下がり給与収入は1千万円を大きく割りましたが、僕にとってはどうでもよいことでした。
その理由は大きく2つ。

①研修講師という好きな仕事ができていた
②投資による収入が給与収入を超えていた

そうです。年収1千万円は、今の時代は給与収入だけで賄う必要はないのです。
事実、どれだけキャリアアップのために転職をしたとしても、現実的には転職をすると給与所得は下がる人のほうが多いのが現実です。
でも、好きな仕事をして、副業や投資で年収を確保できていれば、そのほうが幸せです。
今は、働き方改革で多様な働き方が推奨されている時代です。
副業禁止をしている企業もまだまだありますが、政府は副業を推進していますし、法的にも企業が副業禁止にする理由はありません。

もちろん会社で出世をして年収1千万円を得るのも方法です。
しかし、それができるのはごく限られた人です。
副業や投資を併せて1千万円を超えるのであれば、だれにでもチャンスはあります!

副業や投資は危ないのか?

でも、よく聞きます。
「副業なんてやってたら会社の仕事に身が入らないんじゃない?」
これは確かに実際にも起こっていることです。
会社の就業時間後にバーを経営している方が、夜までカウンターでバーテンダーをして、朝から会社に通い、ふらふらになりながら勤務していると。
仕事でもミスを犯して、集中力も散漫。上司には怒られるは出世からも遠のくはで散々。
挙句の果てにバーの経営も中途半端で借金を抱えて閉店することに・・・。
「こんなことなら副業なんて手を出すんじゃなかったーーー!」

これ、何が悪いのか?
本業とのシナジー効果が全く図れていないんですね。
本業で得た知識や経験を生かして仕事をしたり、副業での人脈が本業に生かせたり、副業で学んだ知識が本業で生かして成績がアップしたり。
副業単体でお金を稼ぐためにやるのではなく、本業とのシナジーを考えて副業にも手を出さないとだめです。
ちなみに、自分が不得意なことをやるのも絶対にダメ。
好きなことをやる人も多いのですが、絶対に得意なことをやらないと失敗します。
好きだけだと客観的な判断や冷静な判断ができません。だって好きでやってますから。
ではなく、得意なことでしっかりお金を得ることが大事です。
もちろん、得意なことで好きなことなら尚よしです。

副業から会社を2つ設立

ちなみに、僕のサラリーマン時代の副業は2つでした。
一つは、今の会社の前身になる「web上の話し方教室」です。
自分の仕事終わりの夜10時から、web会議システムを使って全国の生徒さんを相手に、ビジネスパーソン向けに話し方を教えたのです。
これは元ラジオDJという肩書と、トップ営業という実績で成り立った副業でした。
自分の得意なことばかりです。

2つ目は不動産投資でした。
なんせ、3年間投資用不動産の営業マンやっていましたので、不動産に関しては普通の投資家よりは詳しいですし、営業なので営業の気持ちがよくわかります。
不動産会社の営業マンとも仲良くなって、有利な情報を引き出せるのです。
不動産の営業マンをやめてからも、その知識と経験を生かすことでリスクが少ない投資ができたのです。

今、僕は2つの会社の代表を務めていますが、1つ目が2006年10月に設立した株式会社web-school.tvで1つめの副業が本格化したもの。
2つ目は2019年12月に設立した株式会社Villa Reproで、不動産事業が大きくなったため法人化したものです。
2つの会社ともに、元は副業でやっていた事業です。
この事業のお陰でサラリーマンを辞めて独立を果たすこともできました。
どちらの事業も自分の経歴を生かして得意なこと、さらに好きなことが仕事になりました。
だから、副業するなら絶対に得意なことをして下さい。

学びが人生の選択肢を増やす!

僕はラジオDJ辞めてから、一旦人生のどん底を味わいました。
しかし、そのどん底状態を救ったのは「学び」でした。
学ぶことで人生の可能性が広がり、自分自身の選択肢も広がったのです。
会社の中で出世を目指すこともできるし、独立して自分の事業に挑戦することもできます。
幸せな状態は、自分に選択権があるということです。

このHPやブログでは、そんなトップ4%に入ることができる人材を養成するために情報発信をしていきます。

「学びはこの世界を豊かにする」

これは、僕の経験から出てきた会社のコーポレートキャッチです。
ぜひ、一緒に学んでいきましょう!

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