政治と生活が直結したコロナ危機だが、政治のせいにしてはいけない訳

こんなに、政治、政府の判断が生活に直結する経験をしたことは無かったのではないでしょうか?

今までの感覚だと、政治がどうなろうと、政府がどう判断しようと、我々の生活にはそれほど影響を受けるという感覚はありませんでした。

しかし、今回のコロナ騒動で、政府の判断がもろに自分の仕事や生活に直結することを実感しました。

自粛要請が出た瞬間、僕が講師をする3月の企業研修は全てキャンセルになりました。

4月に緊急事態宣言が出た直後は、僕の運営する別荘民泊はキャンセルが相次ぎました。

緊急事態宣言がやっと解除された瞬間に民泊予約は急激に増えました。

持続化給付金は、法人として5月3日に申請して、2週間で振り込まれました。

支払いが遅いという声もありますが、たった2週間で振り込まれたのは、僕としては大変ありがたいことです。

今回のことで、多くの人が、政治や政府の判断は、実は我々の生活に大変な影響を与えるんだと気付いたはずです。

恐らく、政治に無関心、選挙に無関心ではいられなくなると思います。

日本は欧米諸国に比べて感染拡大は抑えられて死者数も抑えられていました。

しかし、緊急事態宣言が出されて、真面目な日本国民はしっかり自粛をして、経済はストップしました。

僕は商売をしていますから、世の中の反応をリアルタイムに感じます。

世の中の皆さんは本当に政府の発表に真面目に反応します。

コロナで「三密を避けよう」と発表があった瞬間に研修は全てキャンセルでした。

しかし、逆に3月は都会から三密から逃れたいお客様が僕が運営する別荘民泊には多く押し寄せました。

しかし、4月に入って状況は一変します。

WHOがパンデミック宣言をして、全ての外国人の予約がキャンセルになり、外出自粛要請が発表されて日本人の予約もキャンセル。

さらに緊急事態宣言でキャンセルの波が追い打ちを掛け、4月末に掛けて自粛解除を見越して予約が入りだしたのも束の間、緊急事態宣言延長で、またキャンセル。

5月末に緊急事態宣言が解除された途端に今度は予約が相次ぎました。

安倍首相や小池都知事が会見をする度に、その直後から予約状況が変わるのです。

これだけ欧米諸国と比較して感染を抑えられているのに、経済をこれほどストップする必要はあるのか?

なのに、なぜPCR検査をちゃんとやらないのか?

いろんな批判があると思いますが、批判だけでは、自らの状況は何も変わりません。

この環境とどう付き合うか?

withコロナ、Afterコロナと言われますが、この環境を乗り越えて我々は強くならなくてはいけません。

元通りに戻って、「あーよかった」で終わるのではなく、コロナを経験したからこそ、ビジネスモデルを強くして、今までよりもより進化したビジネスにしないと意味がありません。

例えば僕はリアルにやる研修は全てストップしました。

しかし、Zoomを使って研修、セミナー、講座を行うという武器を手に入れました。

コロナが収束して、あーよかった!と元通りに戻るだけではもったいない。

リアルの研修にプラスしてZoomでもできるという武器があれば、リアル+Zoomで、コロナ以前よりもビジネスの幅は拡がるのです。

この環境変化に対応できた人はコロナ収束後にビジネスは発展します。

しかし、単に元に戻っただけの人は、元に戻るだけでなく、世の中が変化した分、気付かない内に少し後退しているのです。

しかし、自分は元に戻っただけと思ってますから、「やっぱり不景気だなぁ」「お客さんがなかなか戻り切らないなぁ」「政府は何もしてくれないなぁ」と、いつまでも環境や人のせいにしています。

そして、時間が経って気付かない内にどんどん状況が悪化するのです。

「あー、コロナのせいでビジネスがうまくいかなくなった」

違います。

コロナのせいではありません。コロナはきっかけにしか過ぎないのです。

今までもうまく行っていない所が潰れていくのです。

もちろん、業種や業界によっては、どうしようもない所もあるでしょう。

自助努力ではどうしようもないこともあります。

でも、少なくとも我々先生ビジネスに置いては、やりようはいくらでもあります。

僕がやっている民泊ビジネスも一緒です。

打撃は受けましたが、実はHPのアクセス数はコロナの間も増えていました。

それは、コロナに絡めて情報発信をしていたからです。

安心安全に民泊に泊まって、息抜きをするにはどうすればいいのか?

その情報を見て予約して下さる方もいました。

だから、苦しい中でも他の民泊に比べるとお客様の予約はあったのです。

政府の発表や都知事の記者会見に合わせて情報発信し、都度変化する状況に対応してきました。

政府のせい、首相のせいにしているけれど、選挙で投票したのは国民です。

国民の総意で選ばれたのです。

そう考えると一人ひとりに責任があります。

「いやいや、私は投票してない!」と言う方もいるでしょう。

でも、身近な人や友達や自分が影響を及ぼす範囲に伝えましたか?

投票を許していたのは自分です。

コロナで無責任が蔓延しました。

改めて一人ひとりが責任を持って行動していく必要性を感じました。

もちろん、補助金や助成金などはありがたいですが、「全然振り込まれない!」と言う前に、いち早く申請をするための準備はしましたか?

僕は民泊がヤバいと思って、3月中に金融公庫に融資の相談に言って、4月頭に融資がおりました。

窓口は一切混んでおらず、入金までも至ってスムーズでした。

助成金も申し込み開始直後に申請し、2週間で振り込まれました。

まだ振り込まれない!

間違いがあって今頃突き返された!

そりゃそうです。

申請が遅れたり、ちゃんと調べずに申請すれば、入金が遅れて当然です。

制度を正しく理解し、先んじて行動すれば、何も問題ありません。

だから、今回の様々な支援措置に対して、僕は非常に感謝していますし、大変活用もできて助かりました。

同じ支援策も活用次第です。

だから、全ては自分の行動次第で良くも悪くもなるのです。

環境は皆同じです。

その環境下でどのように考えて行動するのかで結果が変わるのです。

コロナで落ち込むのは仕方がありません。

しかし、それを機にビジネスを強化し、変化させれば、コロナが落ち着けば、今まで以上にビジネスが発展します。

そうすれば、コロナ以前よりも状況は良くなり、コロナで落ち込んだ分の何倍も返ってきます。

コロナにどうたちむかうのか?

コロナとどう付き合い、その逆風をバネにするのか?

環境のせい、政府のせいではなく、自分の責任で動く時です。

もし、政治が悪いと思うなら、投票という自分ができる行動に移すだけです。

でも、事実もしっかり見て下さい。

日本は世界に類を見ないぐらい感染者数は抑えられて、死者数も少なく、医療崩壊も他国に比べれば避けられました。

世界からの見方によれば、日本は素晴らしい対応をしたと称賛されています。

これは、政治の力なのか、日本の習慣や国民性のお陰なのかの検証は必要です。

しかし、経済はどうなるのか?

これからの舵取りの方が重要になりそうです。

僕は、これほどまでの経済的犠牲を払ってまで、ここまで厳しい自粛をする必要があったのか?

その疑問は拭えません。

自粛する必要性があまり無いような業種や地域も、学校も全て止める必要があったのか?

あまりにも経済を無視し、事業者を無視した自粛の代償は大きかったように思います。

これも、しっかり検証が必要だと思います。

言うべき事を言わないと政治も動きませんが、言うだけでなく、自分がどう考えて行動するのか?

自分の人生や、家族、経営者なら社員の人生を左右するのは自分です。

自己責任論がしっかり蔓延すれば、日本はもっと強くなるばずです。

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コロナ後にどうビジネスを強化するのか?

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