2021年2月13日に行われた、武道館ライブのオンデマンド配信。
3回泣きました。
もしかしたら、これもオンライン配信の良さかも。
もちろん、生で観る迫力や臨場感には敵いません。
我が家はそれでも、良い音楽環境で視聴できるため、歌声はしっかり届きました。
オンデマンドだからこそ、おつまみにワインを戴きながらの観賞。
一人で観てるから周りを気にせずに大泣きできたんです。
もし、ライブに行ってたら絶対泣けない。
だって、47歳のおっさんが小学生の娘と武道館に行って、おっさんが号泣してたら引くでしょ?
娘は2度とパパとライブになんて行ってくれなくなる。
オンデマンドは気にせずに泣ける!
ありがとうオンデマンド!
僕は娘の影響で2014年のデビュー当時からすっかりファンになってしまいました。
しかし、昨年まで2年ぐらいファンとしてはブランクがあったのです。
だから、久々にリトグリのアルバムを買い、ライブの観賞となったのです。
僕の涙の理由は3つ。
①かれんの驚きの成長
まずは、彼女たちの成長です。
久々に観るとその成長ぶりが良くわかります。
とにかく、ボーカル力は格段にパワーアップ。
リトグリは5人が5人ともにメインボーカルができる歌唱力がウリです。
しかし、デビュー当時は、メインボーカルとして前に出るメンバーが決まっており、メンバーの印象にも濃淡がありました。
しかし、久々に観たリトグリは、5人が5人ともにしっかり個性を発揮し、全員が粒立つようになったのです。
中でも一番一皮むけたのは、普段は一番左端にポジションを取るかれん。
彼女の成長は、まずはボーカル力。
デビュー当時の印象は、上手だけど押しが弱い印象で、コーラスとしての印象が強かったのです。
しかし、今やリトグリのボーカルの芯と言っていいぐらい、声の伸びやツヤや表現力が格段に増したのです。
恐らくかなりの努力をしてボイストレーニングに励んだのでは無いでしょうか?
デビュー当時はまだまだ若いこともあり、伸びシロも大きいのだと思いますが、これだけ人って成長できるんだと、感動してしまいました。
歌の迫力や1本筋の通ったハリのある声と共に、ライブでのパフォーマンスも格段にアップ。
ステージでも躍動しているんです。
あの頃の控えめなお姉さんのイメージはありません。
堂々と魅力が増し、パフォーマンスでリトグリを引っ張る存在になりました。
この成長は本当に感動モノです。
その成長ぶりに感動してまずは涙です。
普段は講師業をしている僕はどこまでも人の可能性を信じています。
学びで成長を促す仕事をしている僕に取っては人の成長を見れるのは一番の喜びなんです。
②芹奈への想い
病気療養中でお休みをしている芹奈。
今回の武道館も残念ながら4人でのステージとなりました。
オンデマンドでは、芹奈がいないリトグリの葛藤と武道館に向けて4人が一つになって行くドキュメントも挟みながら進みました。
芹奈はまさにリトグリの中でも一番のパワーボーカルで感情も豊かです。
芹奈のボーカルで最高の盛り上がりを演出するのです。
その芹奈のボーカルがいないのは本当に痛い。
彼女たちも最初は絶対に無理だと葛藤がありました。
しかし、ここからが大きな成長なんです。
人は困難を乗り越えると成長します。
芹奈がいない分、自分たちの責任感や危機感が増します。
一人ひとりの自覚や、役割範囲も変わります。
組織成長の理論からも、一度こういうピンチを経験すると個々も強く、チームの結束力も増します。
恐らく、今の4人だからこそ乗り越えられたのだと思います。
一人ひとりの実力も上がり、先程成長の驚きを伝えたかれんの存在も力強かったでしょう。
今や、誰がメインを張っても大丈夫な実力を備えているリトグリだからこそ、芹奈の分も頑張れたのです。
これで、更に強くなったリトグリです。
芹奈が帰ってくる事で、芹奈が休む前よりも、もっと良いグループになっているはずです。
今まで以上に5人の歌声が楽しみになりました。
葛藤にさいなまれ、強くなり、より団結力が高まった5人の姿を見て、また感動して涙しました。
芹奈がいないのに、ちゃんと芹奈を感じる演出をして下さった演出にも拍手を贈りたいです。
4人の芹奈に対する想いもそうですが、リトグリへの想いも溢れていて嬉しかったです。
③内面をさらけ出す強さ
デビュー当時の元気ハツラツで歌の上手い少女たちが、いつの間にか紅白歌合戦も常連になり、国民的な人気グループになったリトグリ。
話す言葉ひとつひとつに意志があり、自分たちの葛藤や悩みを包み隠すことなくさらけ出せる強さも備わったと思います。
ライブのMCも、しっかり深みのある言葉で自分たちの想いを吐き出せるようになりました。
かれんの涙のMCも素晴らしかった。
こんなに素敵なことが言えるようになったなんて、人間的な成長や精神的な成長が見れて感動しまくり。
せっかくなので、リトグリのメンバーも、僕の独断と偏見で紹介させて頂きます。
完全に僕の主観なので、「違うよ!分かってないなぁ!」とか言わないで下さい!
公式ホームページに掲載されている順に紹介します。
https://www.littlegleemonster.com/sp/profile/
芹奈
力強いボーカルと感情豊かな歌声はリトグリの特攻隊長です。
ライブの感情に溢れた姿やパワフルなボーカルに反して繊細さも兼ね備えています。
早く復帰して芹奈が加わったリトグリの歌声を聴きたいです。
アサヒ
とってもピュアでまっすぐな歌声を聴かせてくれるリトグリの天然印!
彼女の歌う姿には癒やされますが、喋りも癒やされるんです。
彼女の声から歌が始まると、その歌がスーッと身体に浸透していきます。
MAYU
低音のハスキーボイスが魅力的なリトグリのセクシー隊長。
マイナー調の重厚な曲で彼女の声が活かされます。
セクシーなんですが、喋りを聞くとめちゃくちゃ男前。そんなギャップも魅力的です。
かれん
高音の伸びも気持ちよく芯の通った声が頼もしいリトグリの頼れる長女。
彼女の成長がリトグリの成長を象徴しているように思います。
リトグリの中では鉄筋コンクリートの鉄筋のような役割ではないでしょうか?
manaka
かわいらしいルックスから想像が付かないくらいソウルフルな太い歌声の大黒柱。
最年少ながらリトグリをしっかり牽引する頼もしさがあります。
武道館に行く夢を涙ながらに語ったMCは今となっては伝説です。
というふうに、個性的な5人が揃った奇跡的なグループです。
どれだけ人気者になっても成長し続け、自分たちを高める姿には感動しっぱなし。
やはり、歌の素晴らしさだけでなく、その歌に向き合う姿勢や、5人の絆がファンを引き付けるのでしょう。
また、リトグリにとって武道館は特別な場所であり、成長の場であり、ターニングポイントとなる場です。
最初の武道館の後でメンバーが一人抜け、これからリトグリがもっと世の中で活躍する上で大きなショックを受けました。
しかし、そこも乗り越えました。
メンバーの自覚も変わって成長しました。
大人気となったリトグリは、そこで満足することなく成長する上では、今回の困難も大きなターニングポイントになると思います。
コロナという大変な状況を乗り越え、芹奈がいない状況を乗り越えて武道館を成功させたのも、大変な大きな意味があるでしょう。
芹奈がもどってきたらリトグリは、恐ろしいモンスターになって、更に我々を驚かせてくれるに違いありません。
リトグリに興味を持った方は、初のベストアルバムが出ています。
これを聴いたら、完全にリトグリの魅力にハマります。
ぜひ聴いてください!
お問い合わせやリンクは下記
この記事へのコメントはありません。