人を動かす話し方
前回のおさらいはこちらをチェック!
モテる営業トークの続きは、後日・・・。
新年なので、ちょっと違う話をさせてください。
昨年も、沢山の方に支えられ、アドバイスや気付きを頂きました。
今年も、沢山、人に甘えて生きていきたいと思います(笑)
結局自分ひとりの力で出来ることは限られてますからね。
人を頼るっていうのは何も悪いことでは無く、
むしろ必要なことだということが、最近やっと分かってきました。
若い時分は何でも自分でやらなくては気が済まず、他人を頼ることが本当に苦手でした。
俺は何でもできる!誰よりも出来るんだ!という思いで尖がってやっていたと思います。
あの頃は、それぐらいの気持ちがあったからこそ、物凄い競争の中で
抜け出せたのだと思いますが、そのままではやはりダメだったんです。
素晴らしい指導者には、その人以上に頭の切れるブレーンが必ずいます。
有能な人を動かせる力や、引き寄せる力って言うのが、本当の能力ではないでしょうか。
最近は、ある意味サボるように心がけています。
ここは、君に任せる!信頼してる!期待しているよ!と、自分でやらないようにしています。
そうすると、面白いことに、自分が期待した以上のことをやってくれたりするんですね。
これは、一人でやっている時より、よっぽどクオリティーも良くなるなぁーと。
人にものを頼む時のいい言い方、悪い言い方っていうのもありますね。
「君、私の言うとおりしっかりやるんだぞ!」
と、上から命令するのは誰でも出来ます。
「ねぇ、お願いだからやっといてくれないかなぁ?」
と、へりくだるのは、利害関係が見えてしまいます。
まず、頼む方も頼まれた方も気持ちがいいやり方を考えるべきです。
そこで、見落としがちなのが、相手をしっかり認めて評価するということです。
「前回書いてくれた企画書は非常にオリジナリティーがあっていい視点だったよ。
今回の企画についても、ひとついいアイデアを出してくれないか」
前回の仕事を誉められ、さらに頼りにされると、嫌な気持ちになる人はいません。
お茶汲みひとつにしてもそうです。
「○○さんがお茶を出してくれると、品がいいからお客さんの評判がいいんだよ。
会社の品格も上がるね。今日も2時から来客があるからよろしくね」
そう言えば、笑顔でお茶を出してくれるでしょう。
そうすれば会社の評判は更に上がります。
こうした、ちょっとした声掛けができていない人がほとんどです。
相手を認めてしっかり誉める。
ありがとうの一言だけでも、下のものは非常にやる気が出ると言うことを、
上に立つ立場の人はもっと理解するべきです。
人は、認められたい生き物なのです。
どれだけいい仕事ができても、どれだけお金を貰ったとしても
人に認められていないと満足できません。
人をけなすよりも誉める方が頭もエネルギーも使いますが、是非実践してください。
次回も、更に掘り下げて行きましょう。
人を動かす立場にある人は必見です!